神社庁報

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第六十七回福島県神社関係者大会 開催

2024年9月26日

去る9月25日に郡山市・ホテル華の湯にて「第六十七回福島県神社関係者大会」を開催、約400人の県内神社神職・役員総代が参加した。

午後2時より、第1部「神宮大麻同暦頒布始奉告祭」が斎行され、山名隆史県神社庁理事・教化部長が斎主を務め、福島県雅楽会が奏楽を奉仕した。斎主の祝詞奏上に続き、代表で丹治正博庁長と神宮大宮司(代理・石垣仁久神宮禰宜)が玉串を奉り、一同が拝礼した。

神事の最後に神宮大麻及び暦が、丹治庁長から県内支部を代表して渡邉久厚北会津郡会津若松市連合支部長へ授けられた。続いて神宮大麻暦頒布功労者表彰状伝達が行われ、庁長より代表者に表彰状が授与された。

 

第2部「式典」では、開会儀礼に続いて丹治庁長が挨拶、冒頭、度重なる被害に遭った能登地方に対し、かつて東日本大震災の複合災害に続き、豪雨災害にも見舞われた福島県の惨状と重ね合わせ、決して挫けず前へ歩を進めて頂くよう深甚なる御見舞いの意を表明するとともに、原子力災害によりいまだ立入りが叶わない神社への引き続きの支援を求めた、合わせて次期式年遷宮元年を迎え、歳末の神宮大麻頒布に一層の尽力を呼びかけた。続いて功労者表彰では40名の神職・役員総代らの長年に亙る功績を表彰した。

来賓祝辞では、神社本庁統理(代理・後藤俊彦神社本庁長老)、神宮大宮司(代理・石垣仁久神宮禰宜)がそれぞれ祝辞を述べ、被表彰者を代表し木幡輝秋貴布禰神社宮司が謝辞を述べた。

その後に大会宣言案が朗読され、満場の拍手により採択された。

最後に高坂成歩県神社総代連合会長の先導にて聖壽萬歳を三唱し閉会した。