祭事記

伝統や風習の起源やしきたりなどの基礎知識を紹介しています。

北組獅子舞

北組獅子舞

伊達市指定無形文化財に指定されている北組獅子舞は、今から約300年前の享保年間に京都の八坂神社から伝わったといわれています。

毎年、4月29日の靈山神社春季例大祭の奉幣祭と10月第2月曜日の秋季例大祭に奉納されます。靈山神社に奉納された後は、氏子の家々を巡って無病息災をお祈り致します。全部で16の舞があり、幼稚園生から小学生の7人の舞い手が笛や金の囃子に合わせて厳かに舞います。6年毎に舞い手の立て替えが行われ、今年は立て替えが行われたために、全員が幼稚園生と小学校の低学年の舞い手による厳かな中にも可愛い舞となっています。
写真提供:霊山神社