衣紋研修会開催
2019年9月4日
令和元年度衣紋研修会が、令和元年8月25日(日)開成山大神宮にて16名の参加者のもと開催されました。
開会に先立ち開成山大神宮を正式参拝、開講式では、国歌斉唱・敬神生活の綱領唱和のあと、宮本孝副庁長より挨拶がありました。
今回の研修会では、男性は「衣冠」、女性は「正服」を1人で身に着けられることを目標に、講師指導の下実践的な内容を中心に行いました。
午前中は水谷光衛祭式講師による講義で、衣紋道の歴史や皇室の装束について理解を深めました。現代では見ることのない装束の写真に、受講生皆興味津々の様子でした。
午後からは、実際に正服の着装を行いました。午後の前半は、2人1組で、お方、衣紋者となり実習を行いました。事前の解説がわかりやすかったため、多くの受講生が比較的スムーズに着付けられていました。
午後の後半は、いよいよ1人での着装を行いました。装束の仕組みを理解したため、苦戦しながらも皆なんとか着装することができました。着装後は全員で評価をしました。
講義終了後閉講式が行われ、神宮遥拝・国歌斉唱・宮本孝副庁長より前日の祭式研修会も含めた講評の後、衣紋研修会は閉講となりました。