令和元年度祭式研修会開催
2019年9月2日
去る令和元年8月24日、開成山大神宮参集所にて福島県神社庁研修所主催の「祭式研修会」が行われました。
神社本庁祭式講師・茂木貞純先生(國學院大學教授・古宮神社宮司)並びに県神社庁祭式講師・助教5名の講師陣のもとで25名が受講しました。
研修会に先立ち、開成山大神宮拝殿にて正式参拝が行われ、丹治正博研修所長が代表して玉串を奉り拝礼、開講式では、国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和の後、研修所長が挨拶しました。
研修の冒頭に「皇室の祭典では宮中の祭典が一つも省かれる事なく受け継がれており、それを守っていくために祭式が重要である」という御大典に関わる講義が行われ、その後は笏法・扇法、起居進退、敬礼作法等の基本作法の確認を行いました。
昼食をはさみ、午後からは男性2班、女性1班に分かれて行事作法の研修を行いました。祭典を行事ごとに区切り、所役を交代しながら、作法・祭器具の扱い方等を確認しました。
研修の結びに、参進から退下まで通して総合祭典を行い、各自作法を見つめ直す総復習の時間となりました。
閉講式では、神宮遥拝、国歌斉唱の後に神社庁祭式講師・宮本孝副庁長により挨拶、閉会となりました。