第6章 住まいに関するお祭り
昔からのしきたりには意味があります
コラム お祓(はら)いを受けるその日が吉日
日の吉凶(良し悪し)にはさまざまな見方があり、大安でも悪日があれば、仏滅でも良い日の場合があります。最良の日など年に数えるほどしかありません。現代のようにきぜわしく、しがらみが多い世の中では、日の吉凶にこだわり過ぎると事は進みません。人生儀礼や住まいに関するお祭りに際しては、日にばかりこだわって、お祓(はら)いをされないとなれば本末転倒です。神社では、昔から「お祓いを受けるその日が吉日」といわれています。