第1章 神さまのお話
十五、宗像(むなかた)さま
宗像(むなかた)神社は、宗形神社・弁天社・隠津島(おきつしま)神社とも称され、一般に弁天さまと呼ばれています。九州の宗像に宗像三女神(さんにょしん)( 田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)が天下られ、まつられたのが宗像大社の起こりで、海上交通・道中安全・漁業守護の神さまとして信仰を集めています。
安芸(あき)の嚴島神社(いつくしまじんじゃ)、近江(おうみ)の都久夫須麻(つくぶすま)神社、大和(やまと)の天河(あまのかわ)神社、相模(さがみ)の江島(えのしま) 神社、陸前(りくぜん)の黄金山(こがねやま)神社は、日本五弁天として有名です。