第2章 神社のお話
十、神社の建物
一口に神社といっても、伊勢の神宮のように広大なものから村の鎮守さままで、その規模は実に様々です。神社は、神さまをおまつりするところであり、そのための建物のあるところを総称していいます。
建物は、奥から神さまが鎮まっておられる本殿(ほんでん)、お供え物をする幣殿(へいでん)、儀式を行う拝殿(はいでん)があります。規模の大きい神社では、神楽殿(かぐらでん)や社務所、参集殿(さんしゅうでん)などがあります。
一番奥にあって扉が閉まっているところを本殿といって、御扉(みとびら)の中に神さま(ご神体)がおまつりされています。拝殿は、お祭りや正式参拝やご祈祷の際に参列するところです。